PBX費用の相場は?種類別の初期費用・月額を比較|安く抑えるポイント
2026/07/27
「PBXを導入したいが、費用がまるで読めない」。種類ごとに金額の桁が違い、初期費用だけを見て決めてよいのかも判断しづらい——見積もりを取る前に、社内で通せる相場観を掴んでおきたい担当者の方は多いはずです。結論から言うと、PBX費用は「種類(レガシー・IP-PBX・クラウド)× 初期費用+月額+保守」で決まり、初期費用はクラウドの無料〜数万円から、レガシーの数千万円まで大きく開きます。本記事では、種類別の費用相場を表で比較し、初期費用の内訳、クラウドPBXの課金構造、そして複数年のTCO(総保有コスト)で見た抑え方まで、費用に絞って解説します。
なお、本記事で示す金額はいずれも市場に出回っている一般的な目安であり、特定サービスの確定価格ではありません。PBXの多くは規模や要件に応じた個別見積もりで料金を提示するため、実額は構成次第で上下します。PBXそのものの仕組みや機能、種類の違いを先に押さえたい方は、PBXとは?機能や種類、ビジネスフォンとの違いをご覧ください。ここでは定義の解説には立ち入らず、費用の輪郭を掴むことに絞ります。
目次
・PBXの種類別に費用相場を比較|レガシー・IP-PBX・クラウド
・まとめ
PBX費用は結局いくら?種類で相場が大きく変わる
PBX費用は、どの種類を選ぶかで相場が一桁も二桁も変わります。社内に交換機を置く従来型(レガシーPBX)は初期費用が数十万〜数千万円かかる一方、クラウドPBXは初期費用が無料〜数万円で始められるサービスもあり、この段差の大きさが「相場が分かりにくい」と感じる最大の理由になっています。
費用を読み解く鍵は、金額を「初期費用(導入時に一度だけ)」「月額費用(毎月のランニング)」「保守費用(維持・サポート)」の3つの箱に分けて見ることです。同じPBXでも、初期に重いのか毎月に重いのかは種類でまったく異なり、そこを混ぜて眺めると総額を見誤ります。まずは全体像を、種類別の目安レンジで押さえておきましょう。
表1:PBXの種類別 費用相場の目安
| 種類 | 初期費用の目安 | 月額(保守・運用)の目安 | 費用の重心 | 向いている規模 |
|---|---|---|---|---|
| レガシーPBX(オンプレミス) | 数十万〜数千万円 | 数万〜数十万円 | 初期に重い | 大企業・官公庁・大規模拠点 |
| IP-PBX | 十数万〜数百万円 | 数千〜数万円 | 初期に重い | 自社運用したい中堅企業 |
| クラウドPBX | 無料〜数万円(構成次第で数十万円) | 1内線あたり1,000〜3,000円程度 | 月額に重い | 中小・多拠点・リモート併用 |
※金額はいずれも市場の一般的な目安であり、特定サービスの確定価格ではありません。
表を見ると、レガシーとIP-PBXは「初期に重く月額が軽い」、クラウドは「初期が軽く月額が積み上がる」という逆の性格を持つことが分かります。したがって「初期費用が安いから」だけで選ぶと、数年使ったときの総額が想定と食い違います。判断は、初期費用の一点ではなく、数年分のTCO(総保有コスト)まで含めて行うのが安全です。
PBXの種類別に費用相場を比較|レガシー・IP-PBX・クラウド
ここからは、3つの種類それぞれの費用相場と、その金額になる理由を分解します。同じ「PBX」でも、機器を自社に持つか・クラウドに預けるかで、費用の発生の仕方が根本から変わります。
レガシーPBX(オンプレミス)の費用相場は?
レガシーPBXの初期費用は、数十万〜数千万円が目安です。3種類の中で最も重く、規模が大きいほど跳ね上がります。
金額の中心は、交換機本体の購入費です。本体は50万円前後から数百万円規模になり、これに電話機の台数分の費用、設置・配線の工事費(1台あたり1万〜2万円程度)が積み上がります。導入後は月額として保守費や回線料が数万〜数十万円かかり、機器の老朽化に伴う入れ替え費用も数年〜十数年のスパンで発生します。安定した通話品質と細かなカスタマイズには強い一方、席の増減やレイアウト変更のたびに工事が必要で、変化に弱いのが費用面の弱点です。
IP-PBXの費用相場は?
IP-PBXの初期費用は、十数万〜数百万円が目安です。レガシーより軽く、クラウドよりは重い、中間の位置づけになります。
IP-PBXは、社内のIPネットワーク(LAN)上で内線を通す仕組みで、専用機器を置くタイプとサーバーにソフトウェアを入れるタイプがあります。初期費用は接続する台数・回線容量・必要な機能で変動し、月額のランニングは数千〜数万円程度に収まることが多い相場です。既存のネットワーク資産を活かせる分、レガシーより導入の敷居は下がりますが、サーバーの運用・保守を自社で担う体制が要る点は費用として見込んでおく必要があります。
クラウドPBXの費用相場は?
クラウドPBXの初期費用は、無料〜数万円が目安です。交換機を自社に持たないため、3種類で最も初期を軽くできます。
その代わり、費用の重心は月額へ移ります。中心となるのは「1内線(1ID)あたり1,000〜3,000円程度」を人数分積み上げる料金です。ここに基本料やアカウント料、通話料、オプションが加わります。機器を設置する構成(アダプターやVoIPゲートウェイを使うタイプ)では、初期費用が数万〜数十万円まで上がることもあります。席の増減が管理画面だけで完結し、工事が要らないため、変化の多い組織ほど費用面のメリットが出やすい種類です。単価は安く見えても内線数に比例して月額が積み上がるため、人数分の総額で捉えることが欠かせません。
PBX導入の初期費用には何が含まれる?内訳を分解
PBXの初期費用は、ひとかたまりの金額ではなく、いくつかの費目の合計です。何にいくら乗っているかを分解しておくと、見積もりの妥当性を判断でき、削れる費目と削れない費目の見極めもつきます。
初期費用の主な費目は、次の4つに整理できます。
・機器費**:交換機本体、電話機、アダプターやVoIPゲートウェイなどのハードウェア。レガシー・IP-PBXで最も大きく、完全クラウド型ではほぼゼロに近づきます。
・工事・設置費**:配線工事や機器の設置作業。1台あたり1万〜2万円程度が目安で、席数が多いほど膨らみます。
・初期設定費**:内線番号の設計、着信ルールや転送設定、管理画面の初期構築。クラウドでも「サーバー設定費」として一定額かかる場合があります。
・ライセンス・登録費**:ソフトウェアのライセンス料や、サービスの登録手数料。
このうち、機器費と工事費は種類の選択で大きく動きます。クラウドPBXが「初期費用0円」をうたえるのは、この2費目を持たずに済むからです。逆に言えば、クラウドでも機器を設置する構成を選べば、その分の機器費・工事費は復活します。「初期費用が安い」という表記を見たら、それが完全クラウド型の話なのか、機器設置型でも当てはまるのかを確認するのが、見積もりで損をしないコツです。
月額費用(ランニングコスト)の内訳とレンジ
初期費用を抑えても、毎月のランニングが重ければ数年で逆転します。月額費用は「基本料・内線料」「保守費」「通話料」「オプション料」に分けて見ると、どこにコストがかかっているかが見えてきます。以下の表に、月額の内訳を目安レンジで整理しました。
表2:PBX月額費用の内訳(目安レンジ)
| 費目 | 目安レンジ(一般的な目安) | 備考 |
|---|---|---|
| 基本料・内線料 | 1内線あたり1,000〜3,000円程度 | クラウドPBXの中心費目。人数に比例 |
| 保守・運用費 | 数千〜数十万円 | レガシーは高め、クラウドは月額に内包が多い |
| 通話料 | 固定電話8円台/3分・携帯15〜16円/1分 程度 | 内線通話は0円のことが多い |
| オプション料 | 1機能あたり数千円 | 通話録音・IVR・電話会議・CTI連携など |
※金額はいずれも市場の一般的な目安であり、実額は構成・通話量で変動します。
保守費用はどのくらいかかる?
保守費用は、種類によって発生の仕方が正反対になります。レガシー・IP-PBXは、自社に置いた機器を維持するための保守契約が別途必要で、月額数千〜数十万円が目安です。
一方クラウドPBXは、機器の保守やアップデートを事業者側が担うため、保守費が月額利用料に含まれることが多く、別建ての保守費が発生しにくい構造です。この「保守を自社で抱えるか・事業者に預けるか」の差は、金額だけでなく、障害時に自社の担当者が動くのか事業者が動くのかという運用負荷の差にもつながります。費用比較の際は、月額の数字だけでなく、保守が含まれているかまで揃えて見比べる必要があります。
通話料の考え方
通話料は、固定電話が3分8円台、携帯電話が1分15〜16円程度を目安に、発信量に応じて積み上がります。営業の外線発信が多い部署では、この通話料が月額の無視できない割合を占めます。
費用を読むうえで押さえておきたいのは、拠点間や社員間の内線通話は0円になることが多い点です。多拠点で社内通話が多い企業ほど、内線を活かせるPBXにすると通話料を圧縮できます。逆に、外線発信が中心の業務では、月額の基本料が安くても通話料で総額が膨らむため、想定の発信量を当てはめて試算するのが正確です。
クラウドPBXの費用構造|内線数課金の仕組み
クラウドPBXの費用が「読みにくい」と感じるのは、月額が内線数(ID数)に連動して積み上がる従量的な構造だからです。1内線あたりの単価は安く見えても、人数が増えるほど総額は段階的に膨らみます。ここを理解しておかないと、少人数の試算のまま全社導入して「思ったより高い」となりがちです。
課金の考え方は、大きく次の3モデルに分かれ、どれを選ぶかで総額の伸び方が変わります
表3:クラウドPBXの主な課金モデル
| 課金モデル | 料金の決まり方 | 向いているケース | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 内線(ID)課金型 | 1内線あたり単価 × 内線数 | 利用人数が読める組織 | 増員に比例して総額が伸びる |
| 定額(基本料)型 | 一定人数まで月額固定 | 人数が増減が少ない | |
| 従量(通話量)課金型 | 通話量・利用量に応じて変動 | 発信量の波が大きい | 繁忙期に請求が跳ねやすい |
内線課金型は最も一般的で予算が読みやすい反面、オペレーターや利用者を増やすほど総額が段階的に膨らみます。将来的に席数を増やす計画があるなら、増員後の総額を先にシミュレーションしておくことが欠かせません。加えて、通話録音(月2,000〜3,500円程度)、IVR(月1,500〜3,000円程度)、電話会議、CTI連携といったオプションは基本料の外側で加算されるため、「基本料の安さ」だけで各社を比べると実態を見誤ります。比較は、必要なオプションを含めた総額に揃えて行うのが鉄則です。
PBX費用を安く抑える5つのポイント
PBX費用は、選び方と設計しだいで無理なく圧縮できます。むやみに安いサービスへ飛びつくのではなく、費用が膨らむ構造を押さえたうえで、次の5点を実行するのが失敗しない進め方です。
1. オーバースペックを避ける**:使わない機能や過剰な席数は、そのまま毎月の費用になります。今の入電・発信の実態から必要十分を見積もり、後から足せる拡張性のあるサービスを選ぶと、初期の払い過ぎを防げます。
2. 既存設備を活かせる種類を選ぶ**:今の電話番号や回線、ネットワークを流用できれば、機器費・工事費を圧縮できます。番号ポータビリティに対応しているかは、移行のハードルと費用を大きく左右します。
3. 複数社で同一条件の相見積もりを取る**:想定人数・拠点数・必要なオプションを揃えて複数社に出すと、金額の妥当性が見えます。前提を揃えないまま総額だけを比べると、安く見えるほうが実は割高、という取り違えが起きます。
4. 初期費用を抑えたいならクラウド型を軸に検討する**:機器と工事を持たない完全クラウド型は、初期費用を最も軽くできます。ただし月額が積み上がる構造のため、数年分の総額(TCO)を見てから決めます。
5. 費用の内訳を「初期・月額・保守・通話・オプション」に分解して比べる**:総額の一行だけを見ず、どの費目に乗っているかを分解すると、削れる費目が見えます。特に保守とオプションは、要否を精査すると総額が下がりやすい費目です。
これらは、いずれも「安いサービスを探す」のではなく「自社に不要な費用を削る」発想です。相場観を持ったうえで内訳を分解できれば、同じ機能でも支払う総額は変わります。
オンプレとクラウド、どちらが安い?TCOで考える
「初期費用が安いのはクラウド」は事実ですが、「トータルで安いか」は別の問題です。判断の物差しになるのが、導入から数年間の総額を合計するTCO(総保有コスト=Total Cost of Ownership)の考え方です。初期費用の一点だけを比べると、月額の積み上がりや保守費、機器の更新費が抜け落ちてしまいます。
TCOで見ると、両者の性格の違いがはっきりします。オンプレミス(レガシー・IP-PBX)は、初期に大きな山があり、その後は保守費で緩やかに増えていきます。クラウドは、初期の山が小さい代わりに、月額が人数に比例して直線的に積み上がります。したがって、少人数・短期・変化が多い使い方ではクラウドが有利になりやすく、大規模・長期・構成が固定的な使い方では、年数が経つほどオンプレの初期投資が相対的に薄まっていきます。
表4:TCO視点でのオンプレ/クラウド比較(イメージ)
| 観点 | オンプレミス(レガシー・IP-PBX) | クラウドPBX |
|---|---|---|
| 初期費用 | 大きい(数十万〜数千万円) | 小さい(無料〜数万円) |
| 月額の伸び方 | 緩やか(保守中心) | 人数に比例して直線的 |
| 機器更新費 | 数年〜十数年で発生 | 原則不要(事業者側で対応) |
| 変化への強さ | 弱い(工事が必要) | 強い(管理画面で完結) |
| 総額が有利な条件 | 大規模・長期・固定構成 | 中小・短期・変化が多い |
大切なのは、自社の「人数の見通し」と「使う年数」を軸に、複数年の総額で比べることです。同じ機能・同じ人数で3年・5年のTCOを出せば、初期費用の安さに引っ張られない判断ができます。
見落とされる"隠れコスト"|つながらない電話の機会損失
PBXの費用比較は、初期費用と月額に目が行きがちですが、見積書に載らない「隠れコスト」があります。電話がつながらず、顧客を取りこぼすことによる機会損失です。どれだけ安く電話基盤を整えても、肝心の電話がつながらなければ、失った商談や解約という形で費用以上の損失が出ます。
PBX費用を抑える導入判断
この機会損失は、想像以上に身近です。当社(株式会社電話放送局)が2026年4月に全国の50〜70代の男女241名へ実施した意識調査では、コールセンター利用時に嫌な経験をしたと答えた人が84.6%にのぼり、そのうち「電話がなかなかつながらず、イライラした」が50.2%で最多でした。最大のストレス要因を尋ねても「電話がつながらない」が36.9%でトップです(出典:コールセンター利用とAI自動応答に関する意識調査)。
つながらない電話は、顧客満足の低下だけでなく、そのまま解約や失注という金銭的な損失につながります。PBXの費用を数万円削っても、取りこぼしで失う売上のほうが大きければ、コスト最適化としては本末転倒です。だからこそ、費用を見るときは「電話基盤の月額」だけでなく、「つながりやすさをどこまで確保できるか」まで含めて総額で考える視点が要ります。
費用最適化は音声チャネルの自動化まで含めて考える
PBXの費用最適化は、電話をつなぐ基盤を安くするだけでは完結しません。つないだ先で人手が足りずに取りこぼすなら、機会損失という隠れコストが残るからです。総コストを本当に下げるには、電話基盤(PBX)のコストと、対応そのものを自動化する仕組みをセットで設計するのが近道になります。
同じ意識調査では、ボイスボット(AI音声自動応答)全般への受容度は31.6%にとどまる一方、「人よりもボイスボットのほうが話しやすいシーンが1つ以上ある」と答えた人は70.5%にのぼりました。話しやすいシーンの上位は、解約・退会の手続き(35.3%)、深夜・早朝など時間帯を気にしたくないとき(24.9%)、クレーム・苦情を伝えるとき(18.7%)です。つまり、すべてを人が抱える必要はなく、定型や言いにくい要件を自動応答に振り分ければ、人件費と取りこぼしの両方を減らせます。
具体的には、IVR(自動音声応答)で用件ごとに最短ルートで担当へつなぎ、時間外アナウンスで営業時間外の取りこぼしを防ぎ、ボイスボットで本人確認や定型手続きを自動化します。こうした音声チャネルの自動化を担うのが、IVR・ボイスボット・通話要約AIを揃えたDHK CANVASです。株式会社電話放送局は、電話の自動応答(IVR)を40年以上運用してきた立場から、費用と取りこぼしの両面から電話業務の最適化を支援しています。実際の改善は導入事例もあわせてご覧ください。
PBX費用に関するよくある質問(FAQ)
Q. PBXの初期費用はいくらくらいが相場ですか?
A. 種類によって大きく異なります。一般的な目安として、レガシーPBXは数十万〜数千万円、IP-PBXは十数万〜数百万円、クラウドPBXは無料〜数万円です。交換機を自社に持たないクラウドPBXが最も初期を軽くでき、機器を設置する構成では数十万円まで上がることもあります。
Q. クラウドPBXの月額費用はどのくらいですか?
A. 「1内線(1ID)あたり1,000〜3,000円程度」を人数分積み上げる形が一般的で、これに基本料・通話料・オプションが加わります。10名規模なら月額1万円台からが目安ですが、通話録音やIVRなどのオプションを足すと上がります。人数が増えるほど総額が段階的に膨らむ構造のため、増員後の試算をしておくと安心です。
Q. オンプレミスPBXとクラウドPBXは、結局どちらが安いですか?
A. 初期費用はクラウドが安く、総額(TCO)は使い方で変わります。少人数・短期・変化が多い使い方ではクラウドが有利になりやすく、大規模・長期・固定構成では年数が経つほどオンプレの初期投資が薄まります。同じ人数で3年・5年の総額を出して比べるのが確実です。
Q. PBXの保守費用は毎月かかりますか?
A. 種類で異なります。レガシー・IP-PBXは自社機器の保守契約が別途必要で、月額数千〜数十万円が目安です。クラウドPBXは保守を事業者が担い、月額利用料に含まれることが多いため、別建ての保守費が発生しにくい構造です。比較の際は保守が含まれているかを揃えて見比べてください。
Q. PBXの費用を安く抑えるには何をすればいいですか?
A. オーバースペックを避ける、既存の番号・回線を活かす、同一条件で相見積もりを取る、初期を抑えたいならクラウド型を軸に検討する、費用の内訳を分解して比べる、の5点が有効です。特に保守とオプションは要否を精査すると総額が下がりやすい費目です。
Q. 見積書の金額以外に、見落としがちな費用はありますか?
A. 「電話がつながらないことによる機会損失」という隠れコストがあります。当社調査では、コールセンター利用時に嫌な経験をした人が84.6%、最大のストレス要因が「つながらない」で36.9%でした。取りこぼしは解約や失注につながるため、費用最適化はIVR・ボイスボットによる自動化まで含めて総コストで判断するのが得策です。
まとめ
PBX費用は、種類の選択で相場が一桁も二桁も変わります。レガシーとIP-PBXは初期に重く、クラウドは初期が軽い代わりに月額が積み上がる——この性格の違いを理解し、初期費用の一点ではなく、初期・月額・保守・通話・オプションを分解した総額で見るのが、判断を誤らない第一歩です。
そのうえで、オンプレとクラウドのどちらが得かは、自社の人数の見通しと使う年数を軸に、3年・5年のTCOで比べれば見えてきます。そして忘れてはいけないのが、見積書に載らない「つながらない電話の機会損失」という隠れコストです。電話基盤を安くしても取りこぼしが残るなら、費用最適化は道半ばです。まずは入電理由の上位を洗い出し、定型で完結する対応から自動化に回すことで、費用と取りこぼしの両方を圧縮できます。電話業務の費用最適化でお困りなら、導入事例もあわせて、電話放送局にお気軽にご相談ください。
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メーカーのコールセンター運営管理に従事し、自らIVRを導入。
不要な入電を抑制しつつ売上向上を実現するなど、現場視点で成果を創出。電話放送局では営業マネージャーとして10年以上従事し、クラウド型IVRの業界シェア1位獲得に貢献。
コロナ禍におけるユーザーのデジタル行動変容を受け、マーケティング部門を立ち上げ、責任者に就任。インサイドセールスを統括し、営業部門との連携を強化。自動音声応答の導入、運用、集客、営業の幅広い経験を有する。
IVRおよびコールセンター市場における20年以上の知見を活かし、ユーザーの検索行動やニーズを深く理解したマーケティング戦略を展開。
検索連動広告の運用経験を基に、現場で役立つ実践的な情報を発信し、読者のビジネス成功を力強くサポートします。
マーケティング責任者 営業部営業推進課 課長 前田泰延
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