2025/02/28

SMS送信サービス比較|選び方7つと用途別のおすすめ、電話・DMの代替に使う場面

企業から個人にメッセージを送る場合、Eメールやキャリアメールでは迷惑メールと勘違いされ、重要な情報が開封されない可能性があります。そんなときに役立つのが、携帯電話番号のみでやり取りできる、「SMS送信サービス」です。

本記事では、SMS送信サービスの基礎知識やコールセンター業務での活用方法、電話や郵送DMの代わりに使う場面、用途別に合うタイプ、比較するときの7つのポイント(チェック表つき)、費用の決まり方を解説します。最後には、コールセンターで使える電話放送局のサービスも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

・SMS送信サービスの基礎知識

 ・SMS送信サービスとは

 ・SMS送信サービスのメリット

 ・SMS送信サービスのデメリット

・SMS送信サービスを比較する7つのポイント

 ・導入目的に適しているか

 ・業務に必要な機能が搭載されているか

 ・管理者 にとって使いやすいサービスか

 ・料金プランが明確で予算内に収まるか

 ・十分な導入実績があるか

 ・API連携が可能か

・コールセンターに最適な電話放送局のSMS送信サービス

 ・あふれ呼IVR SMS

 ・SMS送信web

・SMS送信サービスでコスト削減と業務効率の改善を両立しよう

SMS送信サービスの基礎知識

ここでは、コールセンター業務や本人確認(本人認証)などに利用されるメッセージ配信サービス、「SMS送信サービス」について解説します。SMS送信サービスは、他の情報伝達手段と比較して到達率が高い傾向にあり、さまざまな用途で幅広い業界、企業で利用されています。サービスの導入をご検討の際は、特徴やメリット・デメリットについて理解しておきましょう。

SMS送信サービスとは

SMS送信サービスとは、複数の顧客へSMS(ショートメッセージサービス)でメッセージを一斉送信する配信サービスのこと。コールセンター対応や通知・督促など、幅広いシーンで活用されます。コールセンター業務では、オペレーターの不在時や回線の混雑時などに、SMSで顧客にURLを送信し、Webサイト上で案内できます。

SMSとは、携帯電話番号宛てにメッセージを送信する機能です。送受信にメールアドレスを必要としない点が、一般的なメール配信との違いです。SMSでは、文字数に応じて通信料金が発生し、送信できる最大文字数はサービスやアプリによって異なります。また、SMSの配信方法には、国内キャリアと直接接続を行う「国内直収接続」と、海外の回線網を経由する「国際網接続」の2種類があります。メッセージを届ける相手が国内ユーザーのみであれば、国内直収接続のサービスで十分です。

SMS送信サービスのメリット

・ユーザーへ確実に情報を届けやすい
SMS送信サービスは、詳細な連絡先が分からない場合でも、電話番号さえ分かれば携帯キャリアを問わずに送信できるのが強みです。大部分のスマートフォンユーザーに対応可能で、到達率が高い傾向にあります。また、SMS送信サービスには送信結果のチェック機能もあるため、メッセージ開封やリンクのクリックなど、ユーザーの行動の確認も容易に行えます。

・マーケティングでも活用できる
SMS送信サービスは、問い合わせ後のアンケートやキャンペーンのお知らせなど、マーケティングの効果を高めるためにも活用されます。宛先が分からずDMを送れない場合でも電話番号だけで送信できるため、比較的簡単に回答を得たり、お得な情報を届けたりが可能です。ただし、宣伝や広告目的でSMSを活用する場合は、事前にユーザーの同意が必要です。個人情報を取得する前に必ず確認しましょう。

・コスト削減につながる
SMS送信サービスは、電話と比べて人件費や通話費用、DMの郵送費用などのコスト削減も期待できます。管理画面で情報を入力することで、簡単にメッセージを一斉送信できるのが理由です。コールセンター業務の効率化にもつながります。

SMS送信サービスのデメリット

SMS送信サービスでは、テキスト以外の情報は配信できません。SMSはメールと異なり文章のみが配信可能なためです。例えば、画像や動画などのメディアファイルは添付できません。画像や動画を用いたい場合は、掲載されているWebページのURLを添付する方法があります。

SMS送信サービスは何に使える?電話・DMの代わりになる場面

SMS送信サービスがよく使われるのは、これまで電話でかけていた連絡、ハガキや封書で送っていた案内、コールセンターで口頭で伝えていた案内の3つを置き換える場面です。どれも、相手の携帯電話番号さえ分かっていれば、用件とURLを文字で届けられます。

自社の業務に当てはめやすいように、置き換える手段ごとに整理しました。

置き換える手段 よくある用途 SMSに替えると変わること
電話での連絡 欠航・休業などの緊急連絡
予約の確認
電話に出なかった方への再連絡
一度に多くの相手へ同時に届き、オペレーターが架電にかかりきりにならずに済みます
郵送DM・ハガキ 契約更新の案内
会員登録のお願い
手続きのお知らせ
郵送費がかからず、受け取った方がその場でURLから手続きに進めます
コールセンターの口頭案内 WebサイトのURL
申込みフォーム
FAQや操作動画
聞き間違いがなくなり、説明にかかる通話時間を短くできます
紙・メールのアンケート 通話後や利用後のアンケート メールアドレスが分からない方にも、電話番号だけで回答をお願いできます

電話の代わりに使う場面

電話での連絡は確実に伝わる反面、1件ずつかける必要があり、相手が出なければかけ直しが発生します。同じ内容を一斉に知らせたい連絡ほど、SMSに置き換えたときの効果が大きくなります。

フェリーを運航する株式会社商船三井さんふらわあでは、台風などで欠航が決まると、欠航案内の電話の受け答えとお客様への連絡に、多くのオペレーターが1日がかりで対応していました。連絡の電話をかけている間はフリーダイヤルの受電窓口を縮小することもあり、新規予約や問い合わせのお客様に対応できないことが課題でした。SMS送信Webで対象のお客様へ欠航案内と欠航情報ページのURLを一斉送信するようにしてからは、オペレーターが受電に集中でき、窓口を縮小せずに運用できています(導入事例:株式会社商船三井さんふらわあ)。

郵送DM・ハガキの代わりに使う場面

ハガキや封書での案内は、送る数が増えるほど郵送費が膨らみ、届いてから手続きしてもらうまでにも時間がかかります。郵便料金の値上げをきっかけに、案内の手段を見直す企業も少なくありません。SMSなら手続き画面のURLを添えて送れるため、受け取った方がその場で手続きに進めます。

ペット&ファミリー損害保険株式会社では、マイページ会員登録と契約更新の案内を、書面やハガキからSMSに切り替えました。手続き画面のURLを添えたことで会員登録率が上がり、更新の案内ではお客様の反応が早くなったうえ、郵送コストも削減できています(導入事例:ペット&ファミリー損害保険株式会社)。

ただし、セールやキャンペーンなど広告・宣伝を目的に送る場合は、事前に受信の同意を得た相手にしか送れません。総務省の資料によると、特定電子メール法はSMSも対象としており、送信者の名称と受信を拒否するための連絡先を表示する義務もあります(出典:総務省「特定電子メール法の改正等について」)。通販の株式会社ABCファンライフでは、注文の際にSMS送信の了承を得た購入歴のあるお客様へ、番組の放送30分前にWeb購入のURLを一斉送信する取り組みを始めています(導入事例:株式会社ABCファンライフ)。

コールセンターで使う場面

コールセンターでの使い方は、大きく2つあります。1つは、オペレーターが通話しながらSMSを送り、口頭では伝えにくいFAQや操作動画のページを見てもらう使い方です。もう1つは、IVR(自動音声応答)と組み合わせ、混雑時や営業時間外にかかってきた電話へ、Webで手続きできるページのURLを自動で送る使い方です。後者の仕組みや案内の作り方は「IVR×SMSとは?」で詳しく解説しています。

通話後のアンケートにSMSを使う企業もあります。ネスレ日本株式会社では、当初オペレーターが通話後に手動でSMSを送っていましたが、送信率は90%程度で、1回の送信に2分ほどかかっていました。API連携で自動送信するように変えたところ、送信率は100%になり、オペレーターの後処理が不要になっています(導入事例:ネスレ日本株式会社)。

SMS送信サービスの種類は?用途に合うタイプの選び方

SMS送信サービスは、送り方によって大きく4つのタイプに分かれます。管理画面から送るタイプ、自社のシステムとAPIでつないで自動で送るタイプ、相手からの返信を受け取れる双方向タイプ、電話の自動音声(IVR)とつないで着信をきっかけに送るタイプです。

1つのサービスが複数のタイプに対応していることも多いため、先に「自社はどの送り方を使うのか」を決めておくと、比べる項目を絞り込めます。

SMS送信サービスの4つのタイプ(管理画面・API・双方向SMS・IVR連携)と向いている用途

タイプ 向いている用途 比べるときに確認すること
管理画面から送る
(都度・一斉送信)
欠航・休業などの一斉連絡
更新や手続きの案内
キャンペーンの案内
宛先をCSVで登録できるか
予約送信・本文の差し込みができるか
送信除外リストを持てるか
APIで自動送信 本人確認の認証コード
注文・予約の確認
通話後のアンケート
API仕様書や接続テストの環境があるか
送信結果をシステム側で受け取れるか
双方向SMS 日程の調整
出欠や申込みの確認
問い合わせへの返信
返信をどの画面で受け取り、誰が対応するか
IVR連携 電話の混雑時・営業時間外の案内
電話からWebへの誘導
IVRとSMSを同じ事業者で用意できるか
連携に別料金がかかるか

認証コードの送信は多要素認証の一部として使われるため、到達の速さと安定性が特に重視されます。一方、キャンペーンの案内では、送信の同意を管理する仕組みや、URLのクリックを確認する機能のほうが重要になります。同じSMS送信サービスでも、用途によって比べるべき点は変わります。双方向SMSやIVR連携は、サービスによって対応の有無や提供方法が異なるため、必要な場合は最初の条件として確認しておきましょう。

SMS送信サービスを比較する7つのポイント

SMSに電話番号を入れると、コールセンターへの誘導にも活用できます

SMS送信サービスは、法人向けに限定しても多くの企業が提供しており、どれを選ぶべきか迷うケースも少なくありません。ここでは、SMS送信サービスを比較する上で重要なポイントをご紹介します。サービスの選び方や活用シーンの把握にお役立てください。

導入目的に適しているか

SMS送信サービスは、本人確認、コールセンター業務、マーケティング、カスタマーサポートなど、ビジネスシーンで幅広く活用されています。中にはチャットのようにユーザーとコミュニケーションが取れる、双方向タイプのサービスもあるため、自社の目的や使い方に合わせて最適なサービスを選ぶことが大切です。

業務に必要な機能が搭載されているか

メッセージのやり取り以外で、必要な機能があれば確認しておくと良いでしょう。具体的には、長文対応、短縮URL対応、CSVデータの書き出し、予約送信機能、送達確認、送信元の表示機能、他人接続判定機能、URLクリック確認などがあります。標準で搭載されている機能やオプションで追加できる機能は、サービスによって異なります。そのため、サービスごとに個別に内容を確認し、業務効率の改善や手間の解消に役立つものを選びましょう。

管理者にとって使いやすいサービスか

サービスをより効果的に活用するためには、管理者の使い勝手の良さも重要です。管理画面のユーザビリティや緊急時のサポート体制、セキュリティ対策などが充実したサービスを選びましょう。また、使える機能や操作性についてもチェックしておくと安心です。

料金プランが明確で予算内に収まるか

SMS送信サービスの料金プランには、初期費用と月額料金、SMS送信数で料金が決まるものと、送信数に応じた従量課金制のものがあります。月額費用がかかるタイプは送信単価が低い傾向にあり、従量課金制は初期費用が無料である一方、送信料金は高めに設定されています。SMS送信サービスの導入目的から大まかな配信数を算出し、費用対効果の高いプランを選択しましょう。

十分な導入実績があるか

サービスを比較する場合は、導入企業の数や口コミも確認する必要があります。導入実績が豊富な会社ほど良いサービスというわけではありませんが、多くのシーンで支持されている目安になります。会社によっては無料トライアルを実施しているケースもあるため、複数のサービスで迷った場合は申し込んでみましょう。

API連携が可能か

SMS送信サービスを頻繁に利用する場合は、API連携機能が搭載されたサービスを選ぶと便利です。APIとはソフトウェアやプログラム同士を接続するインターフェースのこと。APIが搭載されていれば、自社システムやWebサイトとのシステム連携が容易になり、利便性が向上します。特に、本人認証などリアルタイムでのシステム連携が必要な場合は、API連携機能が必須です。

電話の窓口とつなげられるか

コールセンターでSMSを使うなら、電話の仕組みとつなげられるかも比較の対象になります。IVRと連携できれば、混雑時や営業時間外にかかってきた電話に自動音声で応答し、お客様が希望した場合だけWebの案内を送れます。

SMSは携帯電話番号に届ける仕組みのため、固定電話からかかってきた電話には、そのままでは送れません。固定電話のお客様に携帯電話番号を入力してもらう方法や、折り返しの電話を予約してもらう方法を用意できるかも確認しておきます。また、SMS送信サービスとIVRを別々の会社で契約すると、連携の開発や不具合の問い合わせ先が2社に分かれます。同じ事業者でまとめて用意できるかどうかも、比較のときに見ておきたい点です。

7つの比較ポイントをまとめたチェック表

ここまでの7つのポイントを、候補のサービスを比べるときにそのまま使えるよう表にまとめました。右の列は、そのポイントを特に重く見たほうがよい場合です。

比較ポイント 確認すること 特に重要になる場合
導入目的に
適しているか
一斉送信・API・双方向・IVR連携のうち、必要な送り方に対応しているか 複数の部署で用途が違う場合
必要な機能が
あるか
長文、短縮URL、予約送信、送達確認、本文の差し込み、送信除外リスト 同じ文面を大量に送る場合
管理者にとって
使いやすいか
管理画面の操作、利用者ごとの権限、国内キャリアとの直接接続、送信元の固定、サポートの受付時間 社内のセキュリティ審査がある場合
料金が予算に
収まるか
初期費用、月額に含まれる通数、超えた分の送信料金、連携の費用 月の通数が時期によって大きく変わる場合
導入実績が
あるか
同じ業種の導入事例、無料トライアルの有無 初めてSMSで顧客に連絡する場合
API連携が
できるか
仕様書の有無、接続テストの環境、送信結果の受け取り方 認証コードや注文確認を自動で送る場合
電話の窓口と
つなげられるか
IVRとの連携、固定電話からの着信への対応 電話の混雑や営業時間外の電話を減らしたい場合

SMS送信サービスの費用はどう決まる?月の通数で考える

SMS送信サービスの費用は、初期費用、月額の基本料金、送信1通ごとの料金の3つで決まります。月額料金に一定の通数が含まれるプランと、送った分だけ支払うプランがあり、どちらが安くなるかは月に何通送るかで変わります。

費用の項目 内容 見積もりで確認すること
初期費用 アカウントの開設、送信元の登録、初期設定 送信元の申請・登録に何日かかるか
月額の基本料金 管理画面などの利用料。一定の通数を含むプランもある 月額に含まれる通数と、使い切れなかった分の扱い
送信料金 送信1通ごとにかかる料金 長文を送ったときの料金の数え方
連携・オプションの費用 API連携、IVR連携、双方向SMSなど 標準の機能か、別料金か

月の通数は、送る用件ごとに「対象者の数×送る回数」で見積もると、プランを選びやすくなります。例えば、契約更新の案内を毎月500人に1回、予約の確認を毎月800件に1回送るなら、月におよそ1,300通です。繁忙期だけ通数が増える業務は、ピークの月とふだんの月の両方で計算しておきます。

具体的な金額の例として、電話放送局のSMS送信Webは、初期費用50,000円~、月額費用20,000円~で、月額に月1,000通までの送信が含まれ、1,001通目からは1通15円です(キャリアサービスの工事費・通話料などは別途。2026年10月時点のサービスページの記載)。この料金で月3,000通を送る場合は、20,000円に超えた2,000通分の30,000円を足した50,000円~が月額の目安になります。比べる相手は、これまでかかっていた郵送費や、電話をかけていたオペレーターの作業時間です。

コールセンターに最適な電話放送局のSMS送信サービス

SMS送信サービスの導入は、電話放送局にお任せください。電話放送局では、コールセンター向けのSMS送信サービスをご用意しています。こちらを導入することで、問い合わせへの対応漏れが少なく、ユーザーへ確実に情報を届けられるコールセンターの環境を実現できます。

あふれ呼IVR SMS

「あふれ呼IVR SMS 」は、IVR×SMS送信によって、コールセンターへの入電をWebサイトへ誘導するサービス。着信時に、取得した携帯電話番号へSMSを送信する仕組みです。メッセージにURLを添付してFAQサイトに案内することで、ユーザーの自己解決を促せます。また、オペレーターが対応できない場合の連絡手段にもなるため、「あふれ呼」や「時間外呼」の対策にも有効です。

「あふれ呼IVR SMS 」は、Web管理画面提供、レポート提供、複数通信キャリア対応の機能を搭載しています。用件振分、コールバック受付などのオプションサービスも充実しているため、コールセンターの業務効率化にも役立ちます。

あふれ呼IVR SMSのサービスページに掲載している導入効果の例では、対象となった約1,000件の電話のうち700件(全体の70%)がWebでの手続きを希望し、そのうち210件(全体の21%)がホームページで手続きを完了しました。すべてを人で対応した場合と比べて、対応コストを1/5に抑えています。料金は初期費用100,000円~、月額費用70,000円~で、月1,000件までの着信と月1,000通までのSMS送信を含みます(超えた分は着信1件25円、SMS1通15円。キャリアサービスの工事費・通話料などは別途)。

あふれ呼IVR SMS

SMS送信Web

「SMS送信Web」は、顧客の携帯電話番号へSMSを自動送信するサービス。顧客管理システムとのAPI連携により、システム上から自動でSMSを送信可能です。テレアポや郵送DMよりも低コストで情報を配信できる場合が多いため、コスト削減が期待できます。

また、当サービスはFISC安全対策基準準拠で、セキュリティが高いのも強みです。送信元を事前に申請・登録することで、なりすまし防止を実現しています。さらに、MNP対応、誤送信防止などの便利な機能も搭載しています。24時間365日、有人監視および有人での受付を行っていますので、気になることがあればぜひお問い合わせください。

SMS送信Webは国内の携帯4キャリアと直接接続しており、到達率は98%以上です。送れる文字数は携帯キャリアによって最大70~660文字で、短縮URL、送達確認、本文の差し込み、送信除外リスト、双方向SMS、LGWAN(総合行政ネットワーク)にも対応しています。管理画面から都度・一斉に送る「SMS送信Web」と、APIで自社のシステムから送る「SMS送信API」の2つから選べます。

SMS送信Web

SMS送信サービスの導入から送信開始までの流れ

SMS送信サービスは、申し込めばすぐに送れるとは限りません。送信元の登録や文面の準備に時間がかかるため、送り始めたい日から逆算して進めます。一般的な流れは次の5つです。

手順 やること つまずきやすい点
1. 用途と通数を
決める
送る用件、対象者、月の通数を書き出す 広告・宣伝にあたる用件が混ざっていないか
2. 同意と番号を
確認する
携帯電話番号を持っているかと、広告を送る場合の同意の記録を確認する 固定電話の番号しか登録されていないお客様の扱い
3. サービスを選び
送信元を登録する
送信元の表示名や番号を申請・登録する 登録が終わるまで送信を始められない
4. 文面を作り
社内で試す
社名を冒頭に入れ、URLの前に何の画面かを書く。社内の携帯電話に試験送信する 短縮URLだけの文面は、なりすましと疑われやすい
5. 一部の対象から
送り始める
送達率、URLのクリック数、手続きの完了数を見て文面や時間帯を直す 送った直後に問い合わせの電話が増えることがある

導入後の効果は、届いた割合、URLが開かれた割合、その先で手続きが終わった割合で確かめます。届いた割合が低ければ宛先の電話番号を、開かれた割合が低ければ文面の1行目を、手続きが終わらなければ誘導先のページを見直します。文面の作り方は「IVR×SMSとは?」の「開いてもらえるSMS文面の作り方」が参考になります。自治体で住民にSMSを送る場合の業務別の使い分けは、「自治体のSMS活用」にまとめています。

文面づくりや試験送信を手伝ってもらえるかどうかは、サービスによって異なります。初めてSMSで顧客に連絡する場合は、導入時のサポートの範囲も比較の際に確認しておくと安心です。

よくある質問

Q. SMS送信サービスとメール配信サービスは何が違いますか?

いちばんの違いは、宛先が携帯電話番号かメールアドレスかです。SMSはメールアドレスが分からない相手にも、携帯電話番号だけで届けられます。一方で、送れるのは文字だけで、文字数にも上限があり、1通ごとに送信料金がかかります。


Q. 少ない通数でも法人向けのSMS送信サービスは使えますか?

使えます。ただし、月額料金に一定の通数が含まれるプランでは、送る通数が少ないほど1通あたりの費用は割高になります。月の通数が少ない場合は、初期費用・月額料金・送信料金を合わせた年間の総額で比べると判断しやすくなります。


Q. 固定電話の番号にもSMSを送れますか?

SMSは携帯電話番号に届ける仕組みのため、固定電話の番号にはそのままでは送れません。電話の着信をきっかけに送る場合は、固定電話のお客様に携帯電話番号を入力してもらう方法があります。電話放送局のあふれ呼IVR SMSでは、この方法をオプションで用意しています。


Q. 送ったSMSが読まれたかどうかは分かりますか?

相手に届いたかどうかは送達確認の機能で、本文のURLが開かれたかどうかはURLのクリック確認の機能で確かめられます。どちらに対応しているかはサービスによって異なるため、効果を数字で見たい場合は比較の段階で確認しておきましょう。


Q. 広告やキャンペーンの案内をSMSで送ってもよいですか?

送れますが、事前に受信の同意を得た相手に限られます。特定電子メール法はSMSも対象としており、送信者の名称と受信を拒否するための連絡先を表示する義務があります。注文や会員登録の際に、SMSで案内を送ることへの同意をもらっておくと運用しやすくなります。


Q. SMSは何文字まで送れますか?

送れる文字数は携帯キャリアやサービスによって異なります。電話放送局のSMS送信Webでは、相手の携帯キャリアに応じて最大70~660文字まで送れます。長文を送る予定がある場合は、上限の文字数と、長文を送ったときの料金の数え方をあわせて確認しておきましょう。

SMS送信サービスでコスト削減と業務効率の改善を両立しよう

SMS送信サービスを選ぶときは、まず何を置き換えたいのか、つまり電話での連絡なのか、郵送の案内なのか、コールセンターでの口頭案内なのかを決めると、必要なタイプと月の通数が見えてきます。そのうえで、7つの比較ポイントのチェック表で候補を確かめていくと、比べる項目に迷わずに済みます。


電話放送局では、管理画面やAPIから送るSMS送信Webと、電話の着信をきっかけにSMSを送るあふれ呼IVR SMSを提供しており、電話とSMSを1社でまとめて用意できます。電話の混雑や郵送費の見直しでお悩みの方は、導入事例もあわせてご覧ください。

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監修者情報

メーカーのコールセンター運営管理に従事し、自らIVRを導入。
不要な入電を抑制しつつ売上向上を実現するなど、現場視点で成果を創出。電話放送局では営業マネージャーとして10年以上従事し、クラウド型IVRの業界シェア1位獲得に貢献。
コロナ禍におけるユーザーのデジタル行動変容を受け、マーケティング部門を立ち上げ、責任者に就任。インサイドセールスを統括し、営業部門との連携を強化。自動音声応答の導入、運用、集客、営業の幅広い経験を有する。
IVRおよびコールセンター市場における20年以上の知見を活かし、ユーザーの検索行動やニーズを深く理解したマーケティング戦略を展開。
検索連動広告の運用経験を基に、現場で役立つ実践的な情報を発信し、読者のビジネス成功を力強くサポートします。

監修者 前田泰延(株式会社電話放送局) マーケティング責任者 営業部営業推進課 課長 前田泰延

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