クレジットカード情報の非保持化対応で PCI DSS認証を取得しているDHKクラウドサービスに決めました
サービス
ジャパンチャージネットワーク株式会社システムエンジニアリング部時田 和行 様
- 本社所在地
- 神奈川県横浜市西区みなとみらい
- 事業内容
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- EV充電インフラサービスの提供

導入の背景
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課題
事業内容にもあるEV(Electric Vehicle)充電サービスの一つに、EVスタンド利用時、ビジター会員様向けに、「利用パスワードの案内・EV充電後の支払い用クレジットカード情報の取得」を電話で行うシステムを運用していました。
このカード情報の取得に対して、2018 年6月1日施行の改正割賦販売法にてクレジットカード情報に対する『非保存・非処理・非通過』への対応が必要となりました。導入にあたっての検討ポイント
- システム対応力のあるサービスベンダであるか
- PCI DSSに準拠・認証取得しているか
- サーバ間連携の実現(当社とのシステム連携)
- 本番移行の運用スキル・ノウハウ
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解決策
- 自動受付IVR
- カード決済IVR
元々のIVRをPCI DSS準拠にするか、非保持化をするかについて技術的な課題もあり、当社では非保持化を選択しました。
PCI DSSへの対応資格のあるパートナー会社を選定することを第一として検討した結果、現在利用している決済代行会社とシステム連携実績のある企業であること、次に当社基幹システムとの連携が、技術的にスムーズに行えるかといった点を基準に、DHKクラウドサービスを選定しました。
導入後の効果
改正割賦販売法に準拠した上で、既存サービスの提供が継続可能となりました。
また、旧IVRから本番移行の際も、スムーズに対応いただけたことで、利用者様への影響を最小限に抑え移行することができました。
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安定的な
サービス提供
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セキュリティの
向上
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安心な
サポート体制
お客様の声
PCI DSS準拠は、コスト・システム対応ともにハードルが高い選択肢です。
更に、決済代行企業と接続実績のあるIVRサービスは限られているため選択肢は絞られていき、DHKクラウドサービスが現状では最適となりました。
既存のIVRをPCIDSSに準拠させるために一から投資するよりも、既にサービス化されているものを採用することで、投資を抑えることも可能となりました。また、基幹システムとのインターフェース開発も、当社仕様に沿って柔軟な対応があったため、基幹側の対応工数は最小限で済みました。
Web・電話の2つのチャネルでビジターパスワード案内を提供していますが、パスワード払い出しが電話でもできることは、サービス冗長化として重要です。Web側で万が一障害が起きた場合にも、電話システムは別系統で稼働しているので、ユーザーに迂回案内ができることから、今後もDHKクラウドサービスはかかせません。
導入したサービス
IVRで課題解決
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